監査について!

当サイトは、監査学会・研究会等の開催情報、監査に関する情報等を紹介しています。監査学会には、日本監査研究学会、システム監査学会、日本経営監査学会等があります。


監査には、色々な種類があります。言語だけ並べると会計監査、業務監査、内部監査、外部監査、包括監査、個別監査、経営監査などです。
人間、動物の本能はエゴイストだと思います。そのエゴイストの自分んを理性により或いは思想により克服して社会性、あるいは人間性を大切にする人間になります。しかし、多くの人の中には誘惑に負け自分の利益のために横領、背任等を行ってしまします。そのような人間が存在し組織の一員として業務をこなしているわけですから第三者の目が必要になります。或いは、人はミスを犯す動物です。勘違いする動物です。そのミスと勘違いを第三者がチェックすることにより事故を防ぐことができます。前者は、会計監査などで過去を見て不正がないかをチエックします。後者は、業務監査の事業計画や戦略の監査、事務の監査などが挙げられます。いずれにしても監査は従来に増して重要な、必要な業務になってきています。

会計監査と業務監査
公認会計士は、財務書類の監査及び証明を業としています。いわゆる会計監査です.。会計監査は公認会計士のみが報酬を得て業として行うことができます。それに対して業務監査は、特別の資格が無くても能力さえあれば行うことができます。会計監査は、財務書類の監査ですから範囲は限られていますが業務監査は範囲が広く限定できません。業務に関するすべての監査です。これからの時代は会計監査は勿論、業務監査の重要性が主張されています。
法定監査と法定外監査(任意監査)
上場企業や一定の社会福祉法人は会計監査が法律により義務づけられています。法律により監査を義務付けられている場合を法定監査といいます。会社法、金融商品取引法などがその法律です。法定外監査(任意監査)とは、法律による義務はないが自主的の行う監査のことを言います。法会監査は会計監査で、法定外監査は会計監査の場合と業務監査の場合があります。
内部監査と外部監査
組織の内部に所属する機関の監査を内部監査と言います。監査役監査、監査委員監査、監査部監査などが内部監査になります。外部監査とは、代表的なものは公認会計士監査です。さらに日本マネジメント連合会では、一定の資格者に対して公認外部監査人の称号を付与しています。この公認外部監査人は経営監査、業務監査について外部監査として任意に担当します。
経営監査
経営ですから組織の全ての監査と言えると思います。或いは、会計監査を除く場合もあります。具体的な例として、組織の内部統制、ガバナンス、コンプライアンス、リスク管理、財務管理(財務書類の監査及び証明を除く)、人事労務管理、環境保護、個人情報保護、経営計画、経営戦略等を対象とする監査を言います。

その他の監査
・地方自治法に基づく地方自治体に対する外部監査で包括外部監査と個別外部監査があります。
・外国人技能実習監理団体の外部監査があります。

医療法人、社会福祉法人、学校法人等に対する監査と公認外部監査人
公益性のある法人に対する監査は、今後ますます必要になってきます。今までは公益法人に対してでありながら実質的な私物化に目をつぶってきたのが行政ですが、国家予算の大赤字から許されない時代になりました。特にガバナンスは重要で形式的ではなく実質的な運営も法律の趣旨に合った運営がなされているかが重要だと思います。しかし、公務員の削減によって手が回らないのも現実です、そこで民間の協力が必要になってきます。公認外部監査人制度の必要性があります。


当サイトの後援団体
全日本行政書士連絡会議、日本経営監査学会、日本ビジネス・マネジメント学会、日本地方公会計学会、
日本経営実務研究学会、日本商学研究学会、日本経営学会連合


J-EAA
Information Site for Auditing Study Groups and Conferences

監査学会監査研究会情報サイト
By:一般社団法人日本公認外部監査人会広報委員会
E-mail:hp@auditor.or.jp


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